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食中毒情報

食中毒(西日本)

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産経新聞 16/9/16

9月16日 大阪府大東市で大阪府立消防学校の生徒が発熱などの体調不良で訴えた問題で、府は溶連菌による食中毒が原因だったと発表。四條畷保健所は大阪市生野区の会社が運営する同校の食堂を5日間の営業禁止処分にした。食堂で5日から9日までに提供された食事が原因とみられ、生徒ら男女143人が頭痛や発熱、のどの痛みなどの症状を訴えた。溶連菌による食中毒は珍しいという。

 

伊勢新聞 16/9/13

9月12日 三重県は鈴鹿市山辺町の高齢者福祉施設に入所している75~105歳の男女15人が発熱などの症状を訴え、サルモネラ属菌による食中毒が発生したと発表。県は同施設内で飲食業務をしている給食センターが提供した給食が原因の食中毒と断定し、営業禁止処分とした。鈴鹿保健所の調べによると8月30日に施設で昼食と夕食を取った入所者と職員52人のうち15人が発熱や下痢を発症していることが判明された。

 

西日本新聞 16/9/18

9月17日 福岡市は早良区西新の飲食店が食中毒を発生させたとして、同日から2日間の営業禁止処分にした。13日に配達した弁当を食べた22~39歳の男女9人が、嘔吐などの食中毒症状を訴えていた。弁当からはセレウス菌が検出された。

 

毎日新聞 16/10/4

10月3日 広島市保健所は中区胡町の飲食店で集団食中毒が発生したとして、改善されるまでの営業禁止を命じた。同店を9月26日に利用した20~40代の男女7人が、28~29日に下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、鶏のたたきなどを含むコース料理を食べた一部の患者の便からカンピロバクター菌が検出された。

 

南日本新聞 16/9/15

9月14日 鹿児島県は、奄美市の飲食店で食中毒が発生したと断定し、同店を1日間の営業禁止処分にした。県生活衛生課によると、8月31日昼に食事をした1家族5人のうち4人が、9月2日午後から4日午前までに下痢、発熱、腹痛、悪寒の症状を訴えた。検査の結果、患者1人と従業員2人からカンピロバクター・ジェジュニを検出した。

 

紀伊新聞 16/10/4

10月3日 和歌山県食品・生活衛生課はみなべ町芝の高校の学生食堂で9月30日、集団食中毒が発生したと発表。同施設で製造された「唐揚げ入りおにぎり」を昼食に食べた生徒11人中、10人に嘔吐や下痢、腹痛などの症状があった。同課によると男女生徒10人に午後2時頃から症状が出始め、救急車で搬送された生徒もいた。保健所が調査し、2人の嘔吐物と1人の便から「黄色ブドウ球菌」が検出された。田辺保健所は営業者に対し、2日間の営業停止にした。

 

朝日新聞 16/9/29

9月29日 大阪市は北区の飲食店で中華のコース料理を食べた30~65歳の男女計10人が食中毒の症状を訴え、客と調理担当者の一部からノロウイルスが検出されたと発表。大阪市は同店に3日間の営業停止を命じた。

 

山陽新聞 16/9/28

9月27日 岡山県は、蒜山上徳山の第三セクターの施設で食用のハタケシメジと誤って毒キノコのクサウラベニタケを販売したと発表。鍋に入れて食べた男女2人(60代と70代)が嘔吐や吐き気を訴えて発覚。県生活衛生課によると27日、同市の医療機関から同市の保健所に通報があった。残飯を鑑定した結果、毒キノコと判明。県は同社を5日間の営業停止処分とした。

 

神戸新聞 16/10/6

10月6日 兵庫県加東健康福祉事務所は、西脇市内の60代の夫婦が毒キノコの一種「クサウラベニタケ」を食べ、食中毒になったと発表。下痢や嘔吐の症状が出た。同事務所によると、夫婦は5日、友人が西脇市内の山林で採ったキノコを計5人ですまし汁にして食べたところ妻は1時間後、夫は18時間後に症状が出た。同事務所は「秋になり、毒キノコによる食中毒が相次いでいる。無毒であることを確認していなければ、絶対に食べないでほしい」と呼び掛けている。

 

島根日日 16/9/22

9月21日 島根県薬事衛生課は太田市太田町の市立保育園で、園児を含む21人が全身赤くなり、かゆみなどの症状を訴える食中毒が発生したと発表。県央保健所では給食で提供されたサバの生姜煮が原因とみて調査している。患者は3歳~5歳児13人と、30~50代の職員8人。市内の医療機関から同保健所に「給食を食べた後、発赤やかゆみの症状がある園児を複数名診察した」などの連絡を受け、調査したところ判明した。