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【寄生虫】アニサキス、クドアによる食中毒対策
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動物や魚介類に寄生し、食を通じて人体に入り、腹痛や嘔吐、下痢などの症状をもたらす
「食品媒介寄生虫といい、厚労省は14種について特に注意を要するものと指定しています。
ここ数年、寄生虫による食中毒はノロウイルス、カンピロバクターに次ぐ発生件数となっています。
それらのほとんどは魚介類に寄生するアニサキスとクドアが原因です。
そのアニサキス、クドアの食中毒を完全に防止するのは加熱と冷凍しかありません。
その目安となる温度、時間は下記を参考にしてください。
※アニサキスの食中毒予防
●加熱 60℃で1分、70℃以上
●冷凍 -20℃で24時間
※クドアの食中毒予防
●加熱 75℃で5分、80℃で10秒
●冷凍 -20℃で4時間、-80℃で2時間以上
を目安にしてください。
万が一、事故が起きたときは、医療機関で受診をしてもらうなど、
早急に問題解決にあたることが最優先です。
食品分析・衛生検査・残留農薬検査受託 株式会社エフエスエーFSA (福岡市)