食中毒情報
食中毒(西日本)
| 食中毒情報
南日本新聞 18/5/24
5月23日 福岡市博多区にある商業施設内の劇場で、鹿児島市から修学旅行で訪れていた市立中学2年生14人と引率教員2人の計16人が嘔吐するなどし、体調不良を訴えて福岡市内の病院に搬送された。集団食中毒の疑いもあるとみて原因を調べている。付近には救急車十数台が止まり、買い物客らが集まるなどし、物々しい雰囲気となった。この問題で長崎市保健所は5月27日中学生らが食事した長崎市内のレストランの従業員からノロウイルスが検出されたと発表。発症者と遺伝子型が同じだったことから、集団食中毒と断定。29日まで営業停止処分とした。市保健所によると、少なくとも生徒と教員28人が発症したとみられる。
日本海新聞 18/5/17
5月17日 鳥取市保健所は5月16日、同市気高町勝見の旅館で飲食した10~50代の男女35人が下痢や嘔吐などの症状を訴えたと発表。食中毒と判断し、同日から5日間の営業停止を命じた。同保健所によると、12日に飲食した宿泊客に体調不良者がいるとの連絡が14日にあった。調査により、12~13日にかけて食事をした県外の5グループ83人のうち35人が同様の症状を訴えていることがわかった。鳥取県衛生環境研究所で原因を調べたところ、食中毒はノロウイルスと発表された。
西日本新聞 18/5/20
5月19日 福岡県はノロウイルスよる食中毒を出したとして、朝倉市甘木の飲食店を同日から3日間の営業停止処分にしたと発表。県によると、12日に市内で開かれた会合で同店の仕出し弁当を食べた71人のうち、3~95歳の男女28人が嘔吐や腹痛などの症状を訴え、9人からノロウイルスが検出された。
毎日新聞 18/5/29
5月28日 滋賀県食の安全推進室は長浜市の老人福祉施設2ヶ所で22日に食事した入所者と職員計52人(36~100歳)が、下痢や腹痛など食中毒の症状を発症したと発表した。いずれも軽症だった。うち13人からウエルシュ菌を検出。長浜保健所は、給食を提供した同市加田町の店を31日まで3日間の営業停止処分とした。
高知新聞 18/5/16
5月15日 高知市保健所は、はりまや町の飲食店で食事をした20~40代の男性4人が食中毒の症状を訴え、全員からカンピロバクター属菌が検出されたと発表した。市は同店を同日から4日間の営業停止処分を命じた。。市保健所生活食品課によると、男性4人は4月28日午後6時ごろ、同店で鶏の刺し身や唐揚げなどを食べた。30日午前6時~5月1日午後6時の間に4人が下痢、発熱、腹痛をおこし、1人が入院した。原因となった食事では「加熱用」と記載のある鶏肉を加熱せずに使用していたという。
大分合同新聞 18/5/26
5月25日 大分市保健所は同市都町の飲食店で食事をした20代の男女4人がカンピロバクターによる食中毒になったと発表。保健所によると、18日夜に5人グループで鶏肉のたたきや鶏ささみ刺し、串焼きなどを食べた。19日朝から4人に発熱や下痢、腹痛などの症状が出たという。受診した医療機関が県を通じて保健所に連絡。3人の便を調べ、2人からカンピロバクターを検出した。たたきなどには加熱用の鶏肉を使っていた。市保健所は「鶏肉は十分に加熱し、調理器具は熱湯やアルコール消毒を徹底してほしい」と呼び掛けている。
沖縄タイムス新聞 18/5/19
5月18日 沖縄県衛生薬務課は糸満市西崎の水産会社・店でマグロの魚フライを購入し、自宅で食べた4人が全身の発疹や目の充血、下痢などの食中毒症状を訴え、残った食品からアレルギー性の食中毒成分のヒスタミンが検出されたと発表。南部保健所は食中毒と判断し、同店を18日から5日間の営業停止処分とした。