京都新聞　16/11/16

11月15日　京都府は亀山市薭田野町の料理旅館で食事した府内や神戸市、岡山県などの男女106人が下痢や嘔吐などの症状を発症したと発表。府南丹保健所は、うち4人からノロウイルスを検出したことなどから食中毒と断定し、同旅館を3日間の営業停止処分にした。府によると12日に出した昼食が原因とみられる。刺し身や焼き魚、牛肉の鉄板焼き、漬物を提供した。

 

産経新聞　16/11/28

11月28日　大阪府は、同府泉大津市の懐石料理店で食事をした1～89歳の男女計23人が下痢や発熱などの食中毒と症状を訴え、26、27日の2日間、営業停止を命じた。うち複数の人からノロウイルスを検出。11人が受診した。23人は同店で刺し身や天ぷらなどを食べた8グループ計約110人のうち3グループ。府は全員を対象に調査をしている。

 

河北新報　16/11/8

11月7日　仙台市は泉区内で10月23日に開催された町内会行事の芋煮会で、10～70代の男女26人が腹痛や下痢などの食中毒症状を起こし、うち10人からウエルシュ菌が検出されたと発表。市によると、26人は23、24日に腹痛などの症状を訴え、うち4人が通院した。全員が回復したという。

 

京都新聞　16/11/18

11月17日　京都府教育委員会は与謝野町の府立高校の生徒10人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え、府丹後保健所の調査で、うち3人から原因菌カンピロバクターが検出されたと発表。10人は8日の調理実習でローストチキン、生野菜を食べており、その際に感染したとみられる。

 

毎日新聞　16/11/28

11月27日　高知市は廿代町のレストランで食事をした10～50代の女性8人が食中毒を発症したと発表。19日、同店で食事をして下痢や発熱などを訴えたが軽症で快方に向かっている。このうち6人からサルモネラ菌が検出しており、市は3日間の営業停止を命じた。

 

山陽新聞　16/11/25

11月24日　倉敷市保健所は、市内の50代男性がフグを食べて食中毒を起こしたと発表。男性は21日、釣ったフグを友人宅で調理して食べたところ、手のしびれやふらつきを感じたため、病院を受診して入院した。

 

京都新聞　16/11/18

11月17日　滋賀県は米原市の60代の夫婦が同市内で採取した毒キノコのツキヨタケを誤って食べ、嘔吐などの食中毒症状を訴え入院したと発表。県食の安全推進室によると、夫婦はヒラタケと間違えて採ったツキヨタケを16日に鍋にして食べたところ、2時間半後に妻（67）が嘔吐し、夫も続いて同じ症状になったという。夫婦は医療機関に入院し翌日には退院した。同室によると、ツキヨタケはヒラタケやシイタケなど食用キノコと間違いやすいので注意を呼びかけている。

 

産経新聞　16/12/6

12月6日　兵庫県は豊岡市の竹やぶで採取した毒キノコ「ドクササコ」の煮物を食べた同市の女性（85）と息子（60）が、手足の先が赤くなったり、しびれが出たりする食中毒症状を発症したと発表。県によると、ドクササコの中毒は発症すると１ヶ月以上続く場合がある。ドクササコは秋に広葉樹林や竹やぶに生え、ホテイシメジなどに形が似ている。