食中毒情報
食中毒(西日本)
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宇部日報 25/2/21
2月20日 山口県は、山口市黒川の施設などで集団食中毒が発生したと発表。16日に同施設の運営する集団
給食施設が調理、提供した食事を食べた同施設と近隣の福祉施設の入居者と職員計211人のうち91人が下
痢などの症状を訴えた。18日に同施設から山口環境保健所に連絡があり発覚した。提供した献立はご飯、赤
魚のしょうゆ麹焼き、けんちょう、タコもずく、漬物で、どの品目に問題があったかは特定されていないが、患者
からはノロウイルスが検出された。同保健所は、同施設の集団給食施設に対して20日午前10時~23日まで業
務停止を命じ、施設内外の清掃、消毒および食品管理の徹底を指導する。
伊勢新聞 25/2/22
2月21日 三重県は、桑名市の保育園に通う園児ら64人が下痢などの症状を訴えたと発表。県は園などでの昼
食が原因の食中毒と断定。敷地内の調理業者を営業禁止処分とした。県によると、症状を訴えた64人のうち、
41人は保育園や同じ敷地内の児童福祉施設に通う児童。残る23人は保育園の職員ら。14日から17日にかけ、
腹痛や発熱などを発症した。県は保育園などで13日に提供された昼食が原因とみている、この日の昼食では、
サーモンの揚げ煮、納豆あえ、ほうれん草の煮浸しなどが提供された。保育園を含め、敷地内にある3施設の
利用者や職員ら計176人が食べたという。保育園が15日、桑名保健所に「複数の利用者に症状がある」と連絡
して発覚。調理の従事者や患者の便からノロウイルスが検出された。保育園は給食を中止し、弁当を提供して
対応している。県は再発防止策などが確認でき次第、営業再開を認める。
産経新聞 25/3/2
3月2日 大阪府は、同府河内長野市の日本料理店で2月にノロウイルスによる食中毒が2回発生したと発表。
1回目は上旬から中旬にかけて発生し、富田林保健所が2日間の営業停止処分を命令。だが、再開直後の下旬
にも再び客に食中毒症状が出て、ノロウイルスが検出された。同保健所は2日、同店を営業禁止処分とした。
期限はなく、施設の改善状況を慎重に調査する。府によると、2回の食中毒による患者の総数は7~89歳の男女
56人。1回目は、同月8日と13日に同店を利用した客からノロウイルスが検出された。保健所は15、16日の両日、
店を営業停止処分に。店は17日夜から21日まで営業を自粛した。2回目は、自粛明け直後の22日~24日に店を
利用した客が食中毒症状を訴えた。
産経新聞 25/2/18
2月17日 和歌山市は、同市の宿泊施設で11日に提供された食事を食べた10~40代の男女46人が下痢や嘔吐
などの症状を訴えたと発表。うち10人の便からノロウイルスが検出され、食中毒と断定した。市によると、14日に
広島県福山市保健所から「和歌山市に滞在したグループに症状が出ている」との連絡があり、調査を行っていた。
和歌山市保健所は食品衛生法に基づき、同施設に対し17~19日の3日間、調理部門の営業停止を命じた。
産経新聞 25/2/27
2月27日 滋賀県は、同県守山市の店で提供された料理を食べた同県や京都府の5~61歳の男女計19人が下痢
や嘔吐、発熱などの症状を訴え、うち6人からノロウイルスが検出されたと発表。県は同店の料理が原因の食中毒
と断定。同店を27日から3日間の営業停止処分とした。
愛媛新聞 25/2/18
2月17日 松山市保健所は、同市三番町の店で食事した20~45歳の男女12人に腹痛や下痢などの症状が出て、
食中毒と断定したと発表。同店を19日まで3日間の営業停止処分とし、食品の衛生的な取り扱いを徹底するよう
文書で指導した。保健所によると、2月2日夜に同店で食事した8グループ30人のうち、4グループの12人に症状
が出た。うち2人が医療機関を受診。保健所が調査した結果、発症者の便からカンピロバクターが検出された。
四国新聞 25/2/15
2月14日 小豆保健所は、土庄町の飲食店で、13日に食事をした女性2人が吐き気や嘔吐などの食中毒症状を
訴えたとして、同店を15日の1日間営業停止処分とした。香川県の検査で食材のヒラメから寄生虫のクドア・
セプテンプンクタータを検出、患者の症状や潜伏期間が同寄生虫の特徴と一致したため食中毒と断定した。
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