食中毒情報
食中毒(西日本)
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愛媛新聞 19/1/12 1月11日 愛媛県は家庭でフグを食べた新居浜市の80代の女性に手の指や口周りのしびれ、歩行困難などの症状が出たと発表した。尿からフグ毒テトロドトキシンが検出され、県西条保健所はフグ毒による食中毒と断定。県によると女性は知人から譲渡されたフグ毒を自分で調理し、フグ皮の味噌汁を食べた。女性は県条例に基づくフグ処理の資格を持っていなかった。県は死亡する危険性もあるとして、フグの譲渡や無資格調理をしないよう呼び掛けている。
産経新聞 19/1/21 1月21日 宮崎県は串間市の病院・老人ホームで食事をした入院患者82人と老人ホームの利用者7人、職員2人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、そのうち5人と調理員からノロウイルスが検出されたと発表。保健所は病院給食が原因だと断定。同院の給食施設を2日間の調理業務停止とした。
産経新聞 19/1/22 1月21日 奈良県は同県天理市山田町の仕出し弁当店で、弁当を食べた4~85歳の男女70人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、そのうち20人と調理担当者2人からノロウイルスが検出されたと発表。保健所は同店の弁当が原因の食中毒と断定。同店を4日間の営業停止処分とした。また、県は14日に調理された弁当を食べたとみられる奈良市の50代の女性が17日に自宅で死亡しているのが確認されたことを公表。県は女性が食中毒症状を発症していたか確認が取れておらず、食中毒が原因かは不明と説明。奈良署が食中毒と死亡との因果関係を調べている。
京都新聞 19/1/29 1月28日 京都市保健所は北区の高齢者デイサービスセンターで食事をした利用者7人が嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴え、そのうち3人と同センターの調理担当職員からノロウイルスが検出されたと発表。市保健所は食中毒と断定。同センターの給食施設を3日間の使用停止にした。
高知新聞 19/1/31 1月30日 高知県は土佐市高岡町甲の飲食店ですしや刺身、揚げ物を食べた27~74歳の男女17人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、そのうち9人と同店の調理従事者4人の便からノロウイルスが検出されたと発表。県は同店の料理が食中毒の原因だと断定。同店を3日間の営業停止処分とした。県食品・衛生課は「調理時やトイレ後には十分に手を洗い、食材の加熱で予防を」としている。
西日本新聞 19/1/31 1月30日 熊本市は同市中央区下通1丁目の飲食店で鳥刺し盛りなどを食べた19~21歳の男女5人が発熱や下痢などの食中毒症状が起きたと発表。市は同店をカンピロバクターによる食中毒を起こしたとして3日間の営業停止処分にした。
山陽新聞 19/2/2 2月1日 岡山市は同市南区大福の披露宴会場で食事をした9~85歳の男女49人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴え、患者25人の便からノロウイルスが検出されたと発表。披露宴に出席した72人のうち、49人が子羊肉ロースやムール貝を食べ発症した。市保健所は披露宴の食事が原因の食中毒だと断定。同施設を5日間の営業停止とした。
京都新聞 19/2/2 2月1日 京都市保健所は山科区の飲食店で鶏の鍋料理やユッケなどを食べた24~29歳の男女3人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え、カンピロバクター属菌が検出されたと発表。市保健所は食中毒と断定し、同店を3日間の営業停止にした。