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保菌・検便検査第三者認証と関連検査>>

栄養士や調理従事者は、月に1回~2回の検便を行い、自分が健康保菌者になっていないかどうか(腸管系病原菌を排菌していないかどうか)をチェックする必要があります。
この検便は通常「腸内細菌検査または保菌検査」と呼ばれ、サルモネラ属菌、赤痢菌、O157等の腸管出血性大腸菌の検査が行われます。
検便検査の制度は、アメリカで実際に起こった事例に基づいています。それはある女性の健康保菌者が、大好きな調理業に携わりたいために、いくつかの州で調理従事者としての就労が禁止されたにもかかわらず、禁止されていない州を渡り歩き、多くの州でサルモネラ属菌による腸チフス患者が続出しました。そのため、政府はその女性の全米での就労を禁止し、かつ健康保菌者をチェックするため、検便の結果保菌していないことが確認されなければ、就労できないことが定められました。

検便検査ご依頼の手順

受検対象者のリストをe-mailにて弊社宛に送信下さい。
依頼書と採取容器及びラベルをお送り致します。
依頼書に印字されている下記の事項についてご確認下さい。

A.依頼社名(依頼工場名)…(誤印字の場合は、ご訂正下さい。)
B.受検予定者のお名前…(誤りの場合は、ご訂正下さい。)

依頼書は3枚綴りになっています。検体提出の度ごとに、上から1枚づつ紙を外し、3の必要事項をご記入の上、検体と同時にご提出下さい。
1枚目
本提出時に1枚目のみを、検体と同時にご提出下さい。
2枚目
予備提出時に2枚目のみを、検体と同時にご提出下さい。
3枚目
御社の控えとしてご活用下さい。

3回以上に亘ってご依頼される場合は、3枚目の控えをコピーして、検体と同時にご提出下さい。

同じ依頼書を月をまたがって使用したり、同月に複数回の検査にご利用されないで下さい。

依頼書に以下の事項をご記入下さい。
  1. ご提出日、ご提出人数(依頼書が複数枚の場合は、合計人数を1枚目に記入)
  2. 提出された方は、お客様名の隣欄の提出者チェック欄にチェックをお願いします。
  3. 休暇などで、今回は提出されない場合は、長期休暇欄にチェックして下さい。
  4. 退職や異動などで、依頼書からお名前を削除したい場合は、削除(登録削除)欄にチェックして下さい。
  5. 新規の方は、お客様名の欄下部の空欄に、お名前を手書きでご追加下さい。
    依頼情報の変更やお名前などの誤字など、訂正・変更事項については備考欄にご記入下さい。
容器について
  1. 印字されているラベルの社名、所属名、お名前などに誤りが無いかをご確認下さい。
  2. 新規の方(依頼書にお名前が印字されていない方)は、依頼書のお名前の最下部欄に追加記入後、予備袋中の手書き用ラベルをご利用下さい。(新規にチェック)
    万が一、依頼書にお名前が記載されているにもかかわらず、シールが無い場合も手書き用シールをご利用(登録済にチェック)下さい。
送付時の注意
  1. ご提出する封筒には、施設名を必ずご記入下さい。
  2. ご提出時は、必ず検査依頼書を同封して下さい。

定期的(例:毎月、3ヶ月に1回、1年に2回、毎年定期時期に1回)に保菌検査を実施されるお客様向けに、適宜にご連絡するシステムもございます。ご連絡下さい。

第三者認証と関連検査

ロゴ JFS-B規格
ロゴ JFS-G規格
番号 項目 要求事項
GMP6 従業員等の衛生、
作業服及び健康管理
  • 組織は、従業員についての適切な衛生基準を従業員が業務に従事している国の法規制に従って文書化し、実施しなければならない。
  • その中には、手洗い方法と頻度、健康状態の確認方法、作業服や履物のルール、製造所への入出方法、食品の取扱方法及び異物混入対策を含めなければならない。
  • これらの要求事項を従業員に周知徹底し、委託事業者及び訪問者にも例外なく適用しなければならない。

⇒定期的な保菌検査の実施

番号 項目 要求事項
GMP-G 17 食品取扱者等の衛生及び健康管理 食品取扱者についての適切な衛生基準を定め、実施しなければならない。
その中には、手洗い方法と頻度、健康状態の確認方法、作業服や履物のルール、調理場への入出方法、食品の取扱方法及び異物混入対策を含めなければならない。

第三者認証(HACCP・ISO支援)はこちら

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