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食中毒情報

食中毒(西日本)

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徳島新聞 19/11/27

11月11日 阿南市の学校で夜に行われたバーベキューで食事した学生32人が腹痛や下痢など
食中毒の症状を起こした。このうち3人の便から食中毒の原因となる菌カンピロバクターが
検出された。バーベキューでは、鶏肉や牛肉などを食べたという。徳島県安全衛生課は「食
中毒を防ぐために食肉は中心部まで加熱し、生や焼き具合が不十分な状態では食べないで
ほしい」と呼び掛けている。

 

奈良新聞 19/11/20

11月19日 奈良市保健所は、同市小西町の居酒屋で9日午後6時半頃飲食した12のうち6人が、
11日頃になって下痢、腹痛、発熱等の症状が出て、うち3人からカンピロバクターが検出され
たと発表。同保健所は同店を3日間の営業停止としたほか、提供した料理に加熱不十分な鶏肉
が含まれていたことから、こうしたメニューについては提供を控えるよう指導した。

 

西日本新聞 19/11/18

11月17日 福岡県は、食中毒を発生させたとして宗像市の焼き鳥店を同日から2日間の営業
停止処分にした。県によると、8日に同店で地鶏のたたきやチキン南蛮などを食べた20代の
男女6人が下痢や発熱の症状を訴え、うち2人から食中毒菌カンピロバクターが検出された。

 

沖縄タイムス 19/11/12

11月3日 沖縄市大里の総菜屋でおにぎりなど総菜を購入した20代と60代の男女3人が下痢や
嘔吐、腹痛を訴え、うち2人の便から黄色ブドウ球菌が検出された。調理従事者の手指や施設
内の冷蔵庫・冷凍庫の取っ手から同菌が分離したとみられるという。
同店は4日間の営業停止処分を受けた。

 

沖縄タイムス 19/11/12

11月11日 沖縄県衛生薬務課は、県内のホテルで食中毒が発生したと発表。
南城市佐敷のホテル内にある飲食店で10月29日に食事をした修学旅行の引率教員や添乗員ら
10~60代の男女20人が下痢や嘔吐、発熱の症状を訴え、うち11人の便からノロウイルスGⅡ
が検出された。調理従事者からも、同じ遺伝子型のノロウイルスが検出されたという。
同店は5日間の営業停止処分を受けた。

 

神戸新聞 19/12/1

11月30日 神戸市は垂水区海岸通のホテルで23日夕にあった結婚披露宴に出席した22~67歳
の男女18人が、下痢や腹痛、吐き気の症状を訴えたと発表。市によると、18人中9人と症状の
なかった従業員2人の便からサポウイルスが検出された。
市保健所は食中毒と断定し、同ホテルを3日間の営業停止とした。

 

日本海新聞 19/11/16

11月15日 米子保健所は、キノコを食べた米子市の家族3人が嘔吐の症状を訴えたと発表。
残されたキノコなどから毒キノコ「ツキヨタケ」が原因の食中毒と判断した。同保健所に
よると、40代男性が14日、県東部の山林でシイタケと間違えて採取。自宅でシチューに
調理し、家族4人で食べた。症状が現れた3人は8歳~40代の男女で、いずれも回復している。
同保健所は「食用と確実に判断できないキノコは採取しないで」と呼び掛けている。

 

日本海新聞 19/11/19

11月18日 米子保健所は、米子市の20~50代女性の家族3人がエゾボラモドキ(赤バイ)を
食べて食中毒になったと発表。同保健所によると、3人は16日午後6時頃、知人にもらった
赤バイを煮て食べた。約30分後、1人がふらつきや目の焦点が合わないなどの症状を訴え、
医療機関を受診。他の2人も目の違和感を訴えた。赤バイの唾液腺にはテトラミンという
神経毒成分が含まれ、食べる際に除去する必要がある。